
海のホープ 珊瑚
この地球上には数多くの自然の宝があります。その中でも日本に分布している珊瑚は、世界随一の宝と言えます。 医療、防災、経済などあらゆる方面から国を支えている生命の祖である珊瑚は、現在、地球温暖化や人類の手によって絶滅の危機に陥っています。ですが本来人類はこの珊瑚を何よりも大切にしなければなりません。
なぜなら、今日の環境破壊を食い止め、また、再生するためには、天然自然の珊瑚の力が必要だからです。地球の約70%は海です。 地球の自然環境のために、海洋の環境を整える事が、まずは何よりも大切です。
今、世界中で最も注力しているのが脱炭素。Co2の排出をゼロにする、もしくは減少傾向に持っていくという活動を推進していますが、中国は更なる火力発電開発、アメリカはパリ協定脱退など、脱炭素は可能なのでしょうか?もし世界で理想的に脱炭素が行われCo2排出がゼロになっても、大気中の二酸化炭素を吸収しなければなりません。今までCo2吸収に関して注力してきたのが、グリーンカーボンという主に陸上の森林などによる吸収。
最近になって海洋生物による吸収、ブルーカーボンが注目されているそうです。 このブルーカーボンはCo2吸収速度がグリーンカーボンの約2倍とされています。 さらに長い年月吸収したco2を外に出さず貯蓄する事が大切だと言われています。この貯蓄の大貢献者が珊瑚なのです。珊瑚石灰石は何百年から何千年とco2を貯蓄すると言われています。この石灰石の元である珊瑚が最も分布可能な海域と言われているのが日本の海域だそうです。珊瑚は温暖な海域を好むそうで、日照時間や海流の流れなど、すべての条件が整っているのが日本の海域だそうです。
それもそのはずです。日本の沖縄の海域には全世界中の種類約6割の珊瑚が分布しているそうです。さらに、珊瑚の分布可能最北端は日本の海域です。温熱帯の海域の南方と、対し北の冷たい海域も海流によって珊瑚の分布域が広がっているそうです。
この沖縄、辺野古・大浦湾一帯の海域が2019年にホープスポット、世界的に重要な海域を保護することを目指すアメリカのプロジェクトによって選ばれた「希望の海」に認定されたそうです。現在、全世界で110か所のホープスポットがあるそうです。 この日本を含め全世界のホープスポットから多種多様な卵や幼生が生まれ、他の海に流れれば、地球の海は救われるのではないかと言われているのです。
ですが、世界の海洋保全は全体の約8%しかされていません。保全どころか日本では、希望の海である辺野古・大浦湾一帯の珊瑚が米軍基地移設によって一部死滅したと言われています。
日本は唯一、四方の海に囲まれた島国。 海洋保全の第一として、珊瑚を守る!注力する事が何よりも大切です! これ以上日本をはじめ世界の海洋を傷つけてはならないと、武家メシ太郎は強く思います。
武家メシ太郎は更に学び力をつけて役に立てるよう頑張ります。
